2014年07月30日

ヤマユリ咲いて夏本番 カイツブリに雛誕生

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池

25、26、27日と3日連続で真夏日を記録するなど暑い日が続きましたが、その後は軽井沢らしい清涼な気候に戻っています。雲場池には涼を求めて、連日多くの方が訪れています。

今朝、遊歩道の脇でヤマユリが咲いていました。

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池 ヤマユリ

つぼみはずいぶん前から付いていて、いつ咲くのか楽しみにしていたヤマユリです。
周辺の民家でもあちこちでこの花が咲いて、特有の強い香りを漂わせています。
この花が咲き出すと、軽井沢も夏本番! と感じます。

ドクゼリの花は今が満開。
毒草としてのイメージが強い植物ですが、花はとても上品で清楚。
特徴のある姿もあって、写真に納めている人をよく見かけます。

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池 ドクゼリの花

また、ミゾソバ(タデ科)が急生長しています。池縁に自生していて、8月に入ってからが花の時期、まだつぼみすら出ていない状態ですが、丈が高くなってきて、葉っぱも青々としていて元気です。

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池 ミゾソバの葉っぱ

【カイツブリの雛誕生】
数日前、池の茂みで巣をつくっていたカイツブリのペアに4羽のヒナが誕生しました(双眼鏡で確認)。まだ親から餌をもらっている状態で、巣離れはしていないようです。そのうちに巣から出たカイツブリ親子を見る日が来るかもしれません。
posted by 軽井沢草花館 at 20:45| 2014年新緑以降

2014年07月23日

2014年梅雨明け(7月22日)お天気グラフ

昨日の7月22日、関東甲信地域が梅雨明けしたらしいと発表がありました。
平年よりも一日遅いそうです。
夏休みも始まっており、避暑地軽井沢が賑わう季節が始まりました。

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2014年7月23日 9:45 軽井沢雲場池

雲場池の朝の早い時間帯は、霧が出たり、水面から蒸気が立ち昇ることが多く、
夏は涼しげな景色が広がります。

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2014年7月22日 朝の雲場池 カントウマユミの実

【グラフ】軽井沢の7月から8月の気温変化(2014年の記録は7月22日まで)
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気象庁 軽井沢(追分)観測所データより作成 横軸は日付、縦軸は気温(度)

上のグラフから7月の平均気温は平年並みといったところですが、日毎の最高気温と最低気温は変化が大きいようです。
現在のところ30度を超える真夏日は一度もなく、おおむね過ごしやすい夏となっています。
これから8月初旬にかけてさらに気温が上がっていきますが、(統計上)8月6日過ぎからは平均気温が下がっていきます。
posted by 軽井沢草花館 at 15:22| 2014年新緑以降

2014年07月19日

雲場池へのアクセス&駐車場&トイレ

雲場池へのアクセス、周辺駐車場、トイレ、気候についてご案内します。
これから、雲場池の来られる予定の方の参考になれば幸いです。


【アクセスマップ】

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2022年3月11日 update

駅からの詳細地図は以下のマップを参照ください。

 google Map → http://goo.gl/maps/c4Crx


【雲場池 簡易見取り図】


雲場池は南北に細長い池で、周りには遊歩道が整備されています。池の状態を多方面から楽しむことが出来るのが雲場池の特徴の一つです。お時間のある方は是非、散策をお楽しみください。1周15分から20分程度です。 


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2019年10月13日 New(239kb 1184×3000)

【軽井沢駅から約1.5km、徒歩20分前後】


駅の北口を出て本通り(旧軽井沢銀座方面に伸びるメインストリート)を真っ直ぐ進みます。駅前の信号を過ぎ、600mほど進むと2つ目の信号(東雲信号)にあたります。そこを直角に左折して(雲場通りを)500mほど進むと六本辻ラウンドアバウト交差点(円形交差点)にあたります。

円形の中を車や自転車が時計回りに進む方式の交差点ですが、歩行者は横断歩道を渡って直進してください。さらに200mほど進むと右側に雲場池があります。

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軽井沢六本辻 環状交差点(ラウンドアバウト交差点) 2015年9月6日更新


【雲場池に車でアクセスする場合】

雲場池には駐車場がなく、前面の道路は路駐禁止エリアとなっています。
お車で来られる方は、雲場池周辺の駐車場に車を置いてから徒歩でのアクセスとなります。前面の道路は幅が狭く、路上駐車によって事故が起こらないようにするためにも、ご協力をお願いいたします。


尚、2021年3月末をもって町営の雲場池専用の無料駐車場が、さらに2022年2月末をもって、雲場池からもっとも近い場所にあった離山通り沿いの有料駐車場が営業終了となりました。
つきましては、軽井沢駅周辺(北口)、旧軽井沢ロータリー周辺、矢ヶ崎公園周辺の駐車場をご利用の上、そこから徒歩でのアクセスをお願いします。
雲場池までは今までよりも遠くなりますが、1kmから2kmくらいの距離なので、徒歩圏と言えるでしょう。
詳しくは以下のページを参考にしてください。

 軽井沢町の公式ホームページ(雲場池周辺の駐車場利用について 2022年2月28日)

(参考)以下の写真は2022年2月末まで営業していた有料駐車場と2021年3月末まで利用できた町営の雲場池専用の無料駐車場です。現在は利用できません。

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雲場池から一番近かった駐車場(有料)→ 2022年2月末で営業終了

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軽井沢町営 雲場池専用駐車場(無料) 2021年3月末で利用不可

【トイレ】


雲場池に隣接して公共の町営トイレ(無料)が1か所整備されています。男女別で、身障者対応のブースも一か所ございます。場所は池の南側。

紅葉シーズンは大変多くの方が訪れます。池のトイレは便器数が少ないため、しばしば行列ができて混雑しています。紅葉シーズンは、雲場池に来る前に用を足しておくことをお勧めします。

【紅葉シーズンの気候】


東京と比較すると、この時期は10℃近く気温が低いです。天気予報を確認するなどして、服装には十分気を付けてお出かけください。

軽井沢10月の日ごとの平均気温(気象庁HP)
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_d.php?prec_no=48&block_no=47622&year=&month=10&day=&view==

【その他】


禁止事項 
・釣り
・カモや鯉へのエサやり
・遊歩道内の自転車での通行

posted by 軽井沢草花館 at 11:42| アクセス・駐車場・トイレ

夏休みの雲場池

今日から3連休。学童の夏休みも始まり、軽井沢は本格的な避暑地シーズンをむかえました。
今朝の雲場池では子供連れの観光客もちらほら見られました。

 ※雲場池へのアクセスなど、補足情報は以下の記事を参考にご覧ください

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 ドクゼリの花

梅雨はまだ明けておらず、7月に入ってからぐずついた天気が多いですが、気温は低めで過ごしやすいです。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池

この1週間で、池の除草、および池縁に植栽されているドウダンツツジの剪定が行われました。
植栽のドウダンツツジに関しては、ここ3年以上剪定がされていなかったので、今回の剪定によって遊歩道から見渡すことのできる景色の範囲が格段に広がりました。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 遊歩道沿いで咲くヤマアジサイ

梅雨時でヤマアジサイは見ごろをむかえています。
色とりどりのガクアジサイと比べると、ヤマアジサイは白くて目立ちませんが、軽井沢の景色の中にあっては、このヤマアジサイのほうが上品で素敵です。
決して多くはありませんが、遊歩道沿いの各所で点々と見られます。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 霧の中で咲くダイコンソウの花

霧が立つことも多いですが、それもまた軽井沢らしい景色の一つです。
今朝も明け方は深い霧に覆われて、幻想的な風景でした。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 遊歩道にて(ツリバナの実)

つづく
posted by 軽井沢草花館 at 11:31| 2014年新緑以降

2014年07月10日

ダイコンソウ、キツネノボタン、ドクゼリ他、咲き始めました。

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2014年7月10日 6時25分頃 軽井沢雲場池

今夜から明日(11日)午前にかけて台風の接近が心配されるところです。
今朝の雲場池は風もなく穏やか、雨も上がっている状態でした。

ヤマアジサイの季節をむかえている雲場池では、夏の草花が各種咲き出しました。
また、実も付き始めており、遊歩道ではオニヒョウタンボクの赤い実が目立っています

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ウメガサソウ

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 オニヒョウタンボクの実

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 キツネノボタン

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ダイコンソウ

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ドクゼリ

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ヤマアジサイ

※7月6日のブログでお伝えしたカルガモの雛も元気に泳いでいました。
posted by 軽井沢草花館 at 17:26| 2014年新緑以降

2014年07月06日

カルガモ雛誕生&ヤマアジサイの季節

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2014年7月6日 軽井沢 雲場池 カルガモ親子

3日前に、「カルガモの雛がいる」との情報があり、今日初めて雛に会えました。
雛は計5羽。池を元気に泳ぎ回っていました。
毎年、6月後半くらいから雲場池で雛が誕生していて、今年もようやくの誕生となりました。

但し、親ガモは? という感じです。
通常、生まれたての雛は親ガモから離れないように、親ガモと近い距離を保ちながらあとをついてまわって生活しているものですが、この5羽の子ガモたちは比較的広い間隔をとりながら移動していました。時々大人のカルガモが近づいて世話しているようにも見えますが、大人のカモは一羽だけでなく、どれが本当の親ガモなのか、今朝見た限りでは判断できませんでした。

※雲場池ではカモのエサやりが禁止されています。静かに見守りましょう。

話は変わり、7月に入りアジサイの季節となりました。
軽井沢に自生する主なアジサイはヤマアジサイ。広い範囲で自生しています。
色は白、あいは薄いブルー。
華やかさはありませんが、上品な姿をしていて、軽井沢らしいアジサイと言えるでしょう。
雲場池の周りには所々にヤマアジサイが植栽されていて、この時期から咲き始めます。

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2014年7月6日 軽井沢 雲場池 ヤマアジサイ

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2014年7月6日 軽井沢 雲場池
posted by 軽井沢草花館 at 14:36| 2014年新緑以降

2014年07月01日

除草の季節

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2014年7月1日 6:45 軽井沢雲場池

7月に入りました。梅雨らしい天気が続いています。軽井沢町内では夏を前に、庭の除草が各所で行われています。雲場池でも今日から除草作業が始まったようです。


2014年7月1日 6:45頃 軽井沢雲場池 Youtube動画

6月の雲場池を黄色く彩っていたキショウブもほぼ花期を終えようとしています。
現在、池の周りではヤマアジサイにつぼみが付いて、開花までもう少しといったところ。
クリ、シモツケはすでに開花が始まりました。

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2014年7月1日 軽井沢 雲場池 シモツケ

また、今朝はハエドクソウ(下写真)がキショウブの葉の隙間から伸びていました。
これらの草花を見かけるようになり、軽井沢に夏が近づいてきたことをあらためて実感します。

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2014年7月1日 軽井沢 雲場池 ハエドクソウ

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2014年7月1日 軽井沢 雲場池 遊歩道からの景色

【メモ:気象データ】

平年よりも平均気温が高く、雨の多い6月となりました。

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2014年 軽井沢 4月1日から6月30日までの気温の推移
※気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用

5月までは雨の少ない傾向でしたが、6月に入って梅雨のシーズンをむかえると雨も多く降りました。
6月の降水量は225_で、平年値155.6_の約1.44倍。1月からの総雨量が平年値を上回りました。

日照時間は平年よりも約10時間長く、平均気温も0.9℃高くなりました。その影響もあってか、相対湿度は83%となり平年値85%よりも低い値となりました。3月以降、相対湿度の低い傾向が続いています。

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2014年 軽井沢 1月から6月 旬ごとの気象記録
※気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用
posted by 軽井沢草花館 at 18:10| 2014年新緑以降