2014年08月21日

お天気グラフ 8月中旬までの気象記録

8月も下旬に入り夏休みも残り少なくなってきましたが、連日多くの人たちが雲場池を訪れ、賑わっています。

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2014年8月21日 軽井沢雲場池

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2014年8月21日 軽井沢 雲場池 遊歩道に咲くツリフネソウ

晩夏となり、咲いている草花の種類にも変化が見られます。
現在、ツリフネソウ、キツリフネ、ミズヒキ、ハエドクソウ、ノハラアザミ、ハナタデ、(エゾ)シロネ、チヂミザサ、ゲンノショウコ等が咲いています。

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2014年8月21日 軽井沢 雲場池 ハナタデ(タデ科)

【2014年夏 お天気グラフと気象の記録】

今年の夏の気温変化をグラフにしてみました(下グラフ)。
7月1日から8月20日まで(プラス21日の最高気温)の気温変化で、これをみると7月下旬から8月初旬にかけては気温の高い日が続いていましたが、お盆休みの時期の直前くらいから暑さが和らぎました。
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軽井沢 2014年7月から8月の気温変化 (データは気象庁軽井沢追分観測所より)

今年1月から8月中旬までの旬ごとの気象記録(平均気温、雨量、日照時間、相対湿度)を見てみると、以下の表のようになります。

表 軽井沢 1月から8月中旬までの旬ごとの気象記録
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※ 気象データは気象庁軽井沢追分観測所の記録から抜粋、また平均値、合計値は8月中旬までの値

2014年の夏は(平年に比べて)気温が高く、多雨、それでいて日照時間が長く、相対湿度が低い傾向でした。
相対湿度の低い傾向は春先から続いていて、今年の気候の特徴として挙げられそうです。
posted by 軽井沢草花館 at 21:00| 2014年新緑以降

2014年08月13日

雲場池 夏休みのお盆シーズン

夏休みもお盆シーズンに入りました。
雲場池には連日多くの人たちが訪れ、にぎわっています。

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池

雲場池には1周15分程度の遊歩道が整備されています(歩行者専用)。
木立に囲まれ、お散歩コースとして人気があります。

【参考】
↑↑↑お車でお出かけの方は近くの駐車場をご利用ください

現在、カルガモとカイツブリの雛が池の人気者
カルガモは今年2家族目となる雛10羽。
8月初めに誕生したばかりでまだかわいい盛り。
親ガモと一緒に池の中を泳ぎ回る姿が、来る人たちの目をくぎ付けにしています。
 注意:カモへのエサやりは禁止されています。

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池 カルガモの親子

もう一家族のカイツブリも人気です(下写真)。
素潜り名人のカイツブリですが、雛たちはまだ水に潜れません。
両親がひっきりなしに水に潜っては、捕らえた獲物を雛たちに与えています。
写真では親2羽、雛2羽しか写せませんでしたが、実際雛は3羽いました(8月13日現在)

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池 カイツブリの親子

また、池の周りには楚々とした野草がさりげなく咲いています。ドクゼリ、フシグロセンノウ、ミズヒキ、エゾシロネ、シデシャジン、キツネノボタン、ミヤマヤブタバコ、ノハラアザミ、シラネセンキュウ等など。

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池 エゾシロネの花
posted by 軽井沢草花館 at 15:58| 2014年新緑以降

2014年08月02日

カルガモ雛誕生 今年2家族目(10羽)

昨日のブログで、7月初めころに誕生したカルガモ雛5羽が無事に成長したことを書いたばかりですが、今朝違うカルガモの雛10羽が誕生していました。元気に親ガモの後をついてまわり、愛らしい姿です。
昨日、カイツブリの雛4羽が池で泳ぎ始めたばかり。両鳥ともしばらく池の人気者になりそうです。
※野生の水鳥たちです。静かに見守るようお願いします。

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2014年8月2日 軽井沢 雲場池 羽化したばかりのカルガモ雛10羽と親ガモ

以下は、今朝咲いていた草花です。

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2014年8月2日 軽井沢 雲場池 クサコアカソ

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2014年8月2日 軽井沢 雲場池 アカバナ
posted by 軽井沢草花館 at 07:33| 2014年新緑以降

2014年08月01日

お天気グラフ リスのエビフライ カルガモ&カイツブリの雛

8月に入りました。
雲場池には連日多くの人たちが訪れています。

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2014年8月1日 10:20 軽井沢 雲場池

以下にカルガモの雛、カイツブリの雛、ニホンリス、草花、7月までの気象記録と盛りだくさんの内容をつづります。

【カルガモ雛】
7月初めに誕生したカルガモの雛5羽。一羽も欠けることなく育っています。生まれてからまだ1ヶ月も経っていないのに、下の写真のように大きく成長していて、成鳥に近い姿になっています。
今年のカルガモは一家族だけ雛誕生となりましたが、羽化した雛がすべて大きくなってくれました。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 カルガモ親子(雛5羽)の移動

【カイツブリ雛】
こちらは7月の下旬に巣からかえったカイツブリの雛たち(4羽)。
しばらく巣の中で親鳥にエサをもらいながら育っていましたが、本日、親鳥と一緒に巣から出てきました。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 カイツブリの雛(4羽)

カルガモ同様、4羽が無事大きくなってくれることを願うばかりです。

【ニホンリスのエビフライ】
一昨日、雲場池でニホンリスをたまたま見ていました。
今朝、遊歩道を歩いていると、まだ緑色の状態の松の実がたくさん落ちていました。
松の実といっても、動物にかじられて、芯の部分だけが残った実の”かす”です。
おそらくリスが食べたものだと思われます。
リスが松ボックリをかじった後の”残りかす”はその形状からエビフライと呼ばれたりしますが、まだ緑色の松の実だと、エビフライとは言い難い姿です。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 ニホンリスのエビフライ(松の実の食べかす)

【草花 ミズヒキ&キンミズヒキ】

ミズヒキ、キンミズヒキ、コバノカモメヅル(?)、ミヤマヤブタバコ、ハエドクソウなど夏の草花が咲きはじめています。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 咲きはじめたばかりのミズヒキ

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 キンミズヒキ

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 コバノカモメヅル?

【気象】
7月上旬は台風11号の影響で雨が多く降りました。中旬、そして下旬になるにつれて暑くなり、晴天率も高くなりました。7月25日からの3日間は真夏日でした。
下のグラフからも統計上は8月1日をピークにだんだん気温が低くなっていきます。

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グラフ:軽井沢 2014年7月から8月の気温変化
気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用

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表:2014年 軽井沢 1月から7月 旬ごとの気象記録
※気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用

以上
posted by 軽井沢草花館 at 21:40| 2014年新緑以降