2019年10月20日 9:35 雲場池 遊歩道東側より見た西側カエデ(イロハモミジ)並木の紅葉
雲場池の紅葉は夏から続く気温の高い状態とこの時期ならではの冷え込みが少ないことから、色づき具合は例年に比べてゆっくり進んでいます。あと一歩で”初期の見ごろの状態”と言ったところです。
朝はどんよりと雲に覆われていたものの、少しづつ天気が回復。お昼前くらいからは青空も見られるようになりました。
日曜日ということもあって、朝早くから多くの人が紅葉狩りに訪れていました。
全体的に、まだ真っ赤な彩りとはいえませんが、緑、黄色、オレンジ、赤と様々な色が混じりあい、色彩豊かな景色となっています。
昨日あたりから人の数がぐんと増えてきており、これから更に増えていきそうです。
順調に彩りが増せば、あと1週間くらいで最盛期の彩りとなり、11月初旬、場合によってはその次の週くらいまで見ごろが続くこともあります。※今後の気象状況によって前後したり、期間が長かったり短かったりします。
過去(2008年から)の紅葉の状態を以下のページで紹介していますので、参考までご覧ください。
参考HP 雲場池の四季(軽井沢草花館) https://kusabana.net/kumoba/main.htm
尚、先日(12〜13日)の台風で、倒木やごく小規模な地崩れがあり、現在、池の西側に沿った遊歩道が通行できなくなっています。ご不便をおかけしていますが、復旧を待つしかなく、お許し願いたいと思います。東側の遊歩道は通常通り歩行できます。
下の散策図は現在(10/20)の通行禁止(立入禁止)エリアを示しています。
雲場池 10月20日 10:00確認、遊歩道通行止めの範囲(10月13日より)
以下、雲場池の基本情報、池の周りの風景や草花の写真と続きます。
【雲場池の基本情報】
雲場池は南北に細長い池で、1周600mほどの遊歩道が整備されていて、誰もが散策を楽しむことができます。
周辺には別荘が多く、お散歩コースとして人気があります。
※お車の方は周辺の駐車場をご利用ください。池の入口付近には駐車できません。
・雲場池へのアクセス等 アクセス・駐車場・トイレ
軽井沢駅から1.5kmほど。徒歩でのアクセスが一般的です。レンタル自転車もお勧めですが、10月20日過ぎからは駐輪場に自転車を停められないほどたくさんの人が訪れます。見ごろ時期に限っては徒歩が一番ストレスのないアクセス手段です。
google Map → http://goo.gl/maps/c4Crx
お車で来るられる予定の方は、近くの駐車場(上地図参照)が便利ですが、台数が限られており、見ごろの時期は込み合います。時間に余裕をもって来られるか、少し歩きますが、駅周辺(北口方面)や旧軽井沢周辺の比較的空いている駐車場に停めてから徒歩やレンタル自転車で雲場池に行く方法も、天気の良い日にはお勧めです。
※雲場池入口付近は路上駐車禁止エリアです。
また、紅葉シーズンはトイレが混雑して行列ができています。事前に(例えば駅などで)用を済ませてから来られることをお勧めします。
・過去の雲場池紅葉状況(2008年-2018)
以下のページに、過去の雲場池の紅葉状況を紹介していますので、参考にご覧下さい。
その年によって、紅葉時期が異なります。
参考HP 雲場池の四季(軽井沢草花館) https://kusabana.net/kumoba/main.htm
・お天気/服装
軽井沢は標高約1000mの高原です。この時期の朝晩の気温は5度以下で、これからは氷点下になることもあります。気象情報に留意いただき、暖かな服装でお出かけください。日中暖かくても朝晩は冷え込みます。
以下、本日撮影した池の周りの風景(東側遊歩道から見た風景のみ)の写真を紹介します(時間不順)。
まずは正面入口(南)から右側(東側)の遊歩道を進みながら撮影した風景を紹介し、その後、正面入口(南側)に戻って、そこから今度は左側(西側)の遊歩道を進み、通行止めになっているところまでの写真を紹介します。
2019年10月20日 9:35 雲場池 正面(池の南側)からみた全景(右が東側、左が西側)
2019年10月20日 雲場池 池の東側の風景
2019年10月20日 雲場池 遊歩道東側より西側カエデ並木を見た風景
(下写真)カエデ(イロハモミジ)が鮮やかさを増してきました。
2019年10月20日 雲場池 遊歩道東側からの景色
2019年10月20日 雲場池 ダンコウバイの葉(緑から黄色に変わってきました)
2019年10月20日 雲場池 遊歩道東側からの景色
(下写真)ドウダンツツジのトンネルも徐々に赤味を帯びてきました。
これから順調に紅葉が進んでいくと真っ赤に色づきます。
2019年10月20日 雲場池 遊歩道東側からの景色
(下写真)池の中央付近の木橋です。現在、この橋の西側(右)が倒木等の影響で通行止めになっています。
大多数の人はここで折り返して戻りますが、さらに池の上流側(北側)に進むこともできます。
2019年10月20日 雲場池 中央折り返し地点の木橋
(下写真)さらに雲場池の上流側へと遊歩道が続いています。
2019年10月20日 雲場池 上流側(北側)
(下写真)雲場池遊歩道の最北端です。
2019年10月20日 雲場池 上流側(北側) 最北端
雲場池の上流側には、カエデ類の紅葉はほとんどありませんが、これからドウダンツツジの紅葉が遊歩道沿いで赤く色づいて、きれいです。また、木立に囲まれ、小鳥がさえずり、川のせせらぎが身近に感じられ、また春から夏にかけてはさりげなく様々な野草が咲いています。池の入口付近と比べると訪れる人も少なく、静かなお散歩ルートです。
2019年10月20日 雲場池 ウバユリの実
2019年10月20日 雲場池 上流側(北側)ドウダンツツジの紅葉
(下写真)池の正面(南)に戻りました。ここからは池の全体が見渡せるので絶好の撮影ポイントとなっています。
2019年10月20日 雲場池 正面(池の南側)からみた全景(左が西側、右が東側)
2019年10月20日 雲場池 正面から左側(西側)の風景
(下写真)この遊歩道の先が現在、立入禁止(通行止め)となっています。
2019年10月20日 雲場池 西側遊歩道からの風景