カエデやドウダンツツジの紅葉がだいぶ色づいてきて、現在、初期の見ごろといったところです。
真っ赤に色づいた葉から、黄色に染まり始めたもの、またまだ緑色でこれから紅葉を始める葉が、それぞれバランスよく見られます。
これから今月末にかけてさらに彩りを増して、全体的に赤味の強い最盛期の彩りへと向かいます。
例年であれば、25日くらいには最盛期の彩りになっていることが多いのですが、今年は色づきの進行がゆっくり。
少し遅れぎみに色づきが進んでいます。
例年の見ごろ時期は11月初旬から上旬まで続きますが、年によっては11月半ばくらいまできれいな紅葉が見られることがあります。
※今後の紅葉変化は、天気に大きく左右されます。
2019年10月24日 雲場池 入口(自転車置場)付近からの風景
過去(2008年から)の紅葉の状態を以下のページで紹介していますので、参考までご覧ください。
参考HP 雲場池の四季(軽井沢草花館) https://kusabana.net/kumoba/main.htm
尚、先日(12〜13日)の台風で、倒木やごく小規模な地崩れがあり、現在、池の西側に沿った遊歩道が通行できなくなっており、ご不便をおかけしています。
下の散策図は現在(10/24)の通行禁止(立入禁止)エリアを示しています。
雲場池 10月24日 10:00現在、遊歩道通行止めの範囲(10月13日より)
以下、雲場池の基本情報、池の周りの風景や草花の写真と続きます。
【雲場池の基本情報】
雲場池は南北に細長い池で、1周600mほどの遊歩道が整備されていて、誰もが散策を楽しむことができます。
周辺には別荘が多く、お散歩コースとして人気があります。
※お車の方は周辺の駐車場をご利用ください。池の入口付近には駐車禁止道路で駐車できません。雲場池周辺の道路は道幅が狭く、歩行者や自転車も多く通行します。路上駐車をされますと、渋滞のもとになったり、事故が起きやすくなります。ご協力お願いいたします。
・雲場池へのアクセス等 アクセス・駐車場・トイレ
軽井沢駅から1.5kmほど。徒歩でのアクセスが一般的です。レンタル自転車もお勧めですが、この時期(紅葉見ごろ時期)は駐輪場に自転車を停められないほどたくさんの人が訪れます。見ごろ時期に限っては徒歩が一番ストレスのないアクセス手段です。
google Map → http://goo.gl/maps/c4Crx
お車で来るられる予定の方は、近くの駐車場(上地図参照)が便利ですが、台数が限られており、見ごろの時期は込み合います。時間に余裕をもって来られるか、少し歩きますが、駅周辺(北口方面)や旧軽井沢周辺の比較的空いている駐車場に停めてから徒歩やレンタル自転車で雲場池に行く方法も、天気の良い日にはお勧めです。
※雲場池入口付近は路上駐車禁止エリアです。
また、紅葉シーズンはトイレが混雑して行列ができています。事前に(例えば駅などで)用を済ませてから来られることをお勧めします。
・過去の雲場池紅葉状況(2008年-2018)
以下のページに、過去の雲場池の紅葉状況を紹介していますので、参考にご覧下さい。
その年によって、紅葉時期が異なります。
参考HP 雲場池の四季(軽井沢草花館) https://kusabana.net/kumoba/main.htm
・お天気/服装
軽井沢は標高約1000mの高原です。この時期の朝晩の気温は5度以下で、これからは氷点下になることもあります。今年(2019)は記録的に気温の高い状態が続いていますが、東京に比べると、7~8度気温が低いです。気象情報に留意いただき、暖かな服装でお出かけください。日中暖かくても朝晩は冷え込みます。
以下、本日撮影した池の周りの風景(東側遊歩道から見た風景のみ)の写真を紹介します(時間不順)。
まずは正面入口(南)から右側(東側)の遊歩道を進みながら撮影した風景を紹介し、その後、正面入口(南側)に戻って、そこから今度は左側(西側)の遊歩道を進み、通行止めになっているところまでの写真を紹介します。
2019年10月24日 9:20 雲場池 正面(池の南側)からみた全景(右が東側、左が西側)
本日は朝から雨続き、午前中は小雨/霧雨でしたが、午後からだんだん本降りになってきました。
そんな天気にも関わらず、多くの人が傘や雨具を身に着けて雲場池で散策/紅葉狩りを楽しんでいました。
今年は、大変残念なことに、先日(12~13日)の台風で倒木や(小規模の)池縁の地崩れがあり、遊歩道の西側(入口から左半分)が今もなお通行止めになっています(24日現在)。
そのため、遊歩道は東側(入口から右半分)を進んで、帰りは同じ道を通らなければならず、細い遊歩道がいつもの年の倍の通行密度となっています。
とくに今日のように雨が降っていると、傘を差しながらの通行で、しかも水たまりもあったりして、さらに歩きにくくなります。
通行止めがいつまで続くのかは今のところ不明ですが、安全の確保がなされ、いつも通りに歩けるようになることを期待しているところです。
2019年10月24日 雲場池 池の東側の風景
2019年10月24日 雲場池 遊歩道東側より西側カエデ並木を見た風景
2019年10月24日 雲場池 遊歩道東側からの景色
2019年10月24日 雲場池 ドウダンツツジの紅葉
(下写真)池の周りに植栽されているドウダンツツジが日当りの良い場所からきれいに色づいてきています。
2019年10月24日 雲場池 遊歩道東側からの景色
(下写真)ドウダンツツジのトンネルもじわりじわりと時間をかけて赤味を帯びてきました。
これから順調に紅葉が進んでいくと真っ赤に色づきます。
2019年10月24日 雲場池 遊歩道東側からの景色
2019年10月24日 雲場池 遊歩道東側からの景色
(下写真)池の中央付近の木橋です。現在、この橋の西側(左)が倒木等の影響で通行止めになっています。
大多数の人はここで折り返して戻りますが、さらに池の上流側(北側)に進むこともできます。
2019年10月24日 雲場池 中央折り返し地点の木橋
(下写真)上の写真の木橋を反対方向からみた景色。
2019年10月24日 雲場池 中央折り返し地点の木橋
(下写真)さらに雲場池の上流側へと遊歩道が続いています。
2019年10月24日 雲場池 上流側(北側)
(下写真)雲場池遊歩道の最北端です。
2019年10月24日 朝 雲場池 上流側(北側) 最北端
雲場池の上流側には、カエデ類の紅葉はほとんどありませんが、これからドウダンツツジの紅葉が遊歩道沿いで赤く色づいて、きれいです。また、木立に囲まれ、小鳥がさえずり、川のせせらぎが身近に感じられ、また春から夏にかけてはさりげなく様々な野草が咲いています。池の入口付近と比べると訪れる人も少なく、静かなお散歩ルートです。
2019年10月24日 雲場池 上流側(北側)ドウダンツツジの紅葉と木橋
(下写真)池の正面(南)に戻りました。ここからは池の全体が見渡せるので絶好の撮影ポイントとなっています。
2019年10月24日 雲場池 正面(池の南側)から見た全景(左が西側、右が東側)
2019年10月24日 雲場池 正面から左側(西側)の風景
(下写真)この遊歩道の先が現在、立入禁止(通行止め)となっています。
2019年10月24日 雲場池 西側遊歩道からの風景