一昨日6月29日、関東甲信地域が梅雨明けしました。
平年よりも22日早く、過去最も早い梅雨明けです。
今日は、空に入道雲が流れ、池の水面にその雲が映りこんでいました。
夏本番といった天気です。
2018年7月1日 10:20 軽井沢 雲場池
以下、本日撮影の池の周りの景色と、ここ数日の間に撮影した草花の写真を紹介します。
また、最後に3月から6月まで気象記録を振り返りたいと思います。
【雲場池の景色(2018.7.1)】
2018年7月1日 9:55 雲場池 遊歩道東側から西側カエデ並木を見た風景
2018年7月1日 9:55 雲場池 遊歩道東側からの風景
2018年7月1日 9:55 雲場池 遊歩道東側からの風景(中の島)
2018年7月1日 10:05 雲場池 遊歩道折り返し地点(木橋)からの風景
2018年7月1日 10:10 雲場池 遊歩道西側からの風景
【雲場池の周りで咲いている草花(6月29日から7月1日分)】
2018年7月1日 雲場池 オニヒョウタンボクの実(ひょうたん型の実です)
2018年7月1日 雲場池 ニワトコの実
2018年7月1日 雲場池 ヤマホタルブクロ
2018年7月1日 雲場池 シモツケ(ピンク)とヤマアジサイ(白)
池縁に点々と生えてるヤマアジサイはあっという間に満開の状態になりました。
シモツケの花も咲き始めています。
2018年7月1日 雲場池 ウメガサソウ
2018年7月1日 雲場池 ダイコンソウ
2018年6月29日 雲場池 ソヨゴ
【お天気グラフ】
今年(2018)の3月から5月までの3か月間の平均気温は8.7度
平年値が6.4度なので2.3度も高く、これは1925年からの気象記録で最も高い値です。
とにかく気温の高い状態が続いています。
グラフ 2018年 軽井沢 3月からの気温変化(赤:最高気温、緑:平均気温、青:最低気温)
今年は、過去最高のペースで高い気温となっていますが、気温の高い傾向はここ数年続いており、だんだんと人の感覚もこの気温に慣れてきているかもしれません。
下の表は、軽井沢のおける旬ごと(10日毎)の平均気温をまとめたものですが、
左半分:1983-1988 旬ごとの平均気温
右半分:2013-2018 旬ごとの平均気温
となっており、今年を含む直近5年分と、その30年前の記録です。
表1.軽井沢の3月から8月の旬ごとの平均気温
暖色系に塗られたところは平均よりも気温の高かった旬で、寒色系に塗られたところは平均よりも気温の低かったところです。
この表からは少なくてもこの5年間(3~8月)の気温が高いということが一目でわかります。
30年前はどちらかというと平均よりも少し気温が低め傾向だったようなので、違いが明確です。
特に今年は気温は高く、6月の中旬だけ気温の低い期間がありましたが、6月全体でみると気温の高い月となりました。
梅雨が早くにあけて、7月も気温の高い傾向が続きそうです。
また、雨量についていえば、今年は6月こそ雨量が少なかったものの、3月から5月の期間は平年値以上の雨が降りました。
表2.軽井沢の3月から6月の旬ごとの雨量
10月から5月の間の積雪量(積雪の合計深さ)についていうと、今シーズン(2017年10月から2018年5月)の積雪深さは47aで、過去最も少ない結果となりました。(多かったのは、1983-1984シーズンの235a)
表3 軽井沢の月(旬)ごとの気象記録(気温、雨量、日照時間、湿度)
上の表から、今年の日照時間は今のところ2割近く長くなっています。
以上