2020年10月14日 10:40 雲場池 池の西側から東側を見た景色
今朝も冷え込みがゆるく、5日連続で朝の最低気温が10度を上回りました。この時期の最低気温は平年値で6度前後なので、温かく感じるほどです。
日照時間の短い傾向も続いていて、紅葉の進行には不利な条件ですが、雲場池の紅葉は着々と色が鮮やかになってきています。
雲場池の紅葉の見どころでもある、池の西側の連なるカエデ(モミジ)はまだ、うっすらと赤みを帯び始めたばかりですが、その他の池の周りでは、色どり鮮やかな紅葉も見られるようになり、部分的に紅葉が見ごろをむかえています。
紅葉の進行は今後の気候によって大きく左右されますが、今週末、あるいは来週くらいから本格的な紅葉シーズンに入りそうです。
紅葉の色どりが増してきたことから、この1週間で徐々に人出が増えてきた印象です。今日は平日ですが、次々に人が訪れてきていました。
コロナ渦で、外国からの観光客や、国内でも団体の観光客が少ないので、密になっているような感じもなく、今のところ、程よい賑わいです。
尚、私感ですが、ほとんどの方がマスクを着用し、また、ソーシャルディスタンスの意識が高く、人と人との間隔を大きく開けて散策してくださっているようです。
今後、さらに人出の増加が予想されます。引き続き、マスクを着用することとソーシャルディスタンスを取ることを意識しながら、紅葉を楽しんいただければと思います。
現在、下の写真のように一部の紅葉が見ごろとなっています。
例年、本格的な紅葉シーズンは10月後半からで、紅葉が最盛期になるのは、概ね10月25日過ぎから11月3日です。11月10日くらいまでは、きれいな状態が続くことが多く、毎年大変多くの人が紅葉狩りに訪れます。(但し、年のよって前後したり、見ごろの期間が長かったり短かったりします)。
尚、今年は新型コロナウィルス感染拡大の予防対策として、屋外環境であってもマスクの着用や人と人との距離を保つソーシャルディスタンスの確保などが求められています。
雲場池は、秋の紅葉シーズンが一年で最も人が訪れる時期で、例年紅葉狩りに訪れる人たちでにぎわいます。
コロナ渦においては、外国からの観光客、そして観光バスでの団体旅行が減少すると思われるので、ここ数年のような人出にはならないと思いますが、いずれにしろ、マスク着用とソーシャルディスタンスの確保は引き続き求められます。
【紅葉時期の参考】雲場池の四季(軽井沢草花館HPより)
過去の紅葉の様子を写真で紹介しています。年によって紅葉時期が多少異なります。
【雲場池の基本情報】
雲場池は南北に細長い池で、1周600mほどの遊歩道(1周15から20分程度)が整備されていて、誰もが散策を楽しむことができます。周辺には別荘が多く、お散歩コースとして人気があります。
雲場池周辺地図
※お車の方は周辺の駐車場をご利用ください。池の入口付近には駐車禁止道路で駐車できません。雲場池周辺の道路は道幅が狭く、歩行者や自転車も多く通行します。路上駐車をされますと、渋滞のもとになったり、事故が起きやすくなります。ご協力お願いいたします。
【雲場池へのアクセス等 アクセス・駐車場・トイレ】
軽井沢駅から1.5kmほど。徒歩でのアクセスが一般的です。レンタル自転車もお勧めですが、紅葉が見ごろの時期は駐輪場に自転車を停められないほどたくさんの人が訪れます。
雲場池詳細エリアマップ(詳細) → googleマップ
お車で来るられる予定の方は、近くの駐車場(上地図参照)が便利ですが、台数が限られており、例年であれば、見ごろの時期は込み合います。※雲場池入口付近は路上駐車禁止エリアです。
また、紅葉シーズンはトイレが混雑して行列ができています。事前に(例えば駅などで)用を済ませてから来られることをお勧めします。
【お天気/服装】
軽井沢は標高約1000mの高原です。東京に比べると、7~8度気温が低いので、気象情報に留意いただき、暖かな服装でお出かけください。日中暖かくても朝晩は冷え込みます。
【本日の雲場池(2020.10.14)】
以下、池の周りの遊歩道を反時計回りに進みながら撮影した写真の紹介です(時間不順)。
(下写真)池の正面入口(南側)から入ってすぐこの景色が広がっています。池はこの奥に細長く続いていて、池の周りに整備された遊歩道を散策することができます。

2020年10月14日 10:15 雲場池 遊歩道西側(入口付近)
2020年10月14日 10:15 軽井沢 雲場池
(下写真)池の正面から右に進んですぐの場所から撮影した写真です。池の西側の池縁に沿うように、カエデ(イロハモミジ中心)の木が連なっていて、紅葉シーズンはこの部分が赤く染まって美しい景色が広がります。風がない状態では写真のように池の水面に景色が映り込んで、鏡池となります。
(下写真)上の写真の反対側となる、池の正面から見て右側(東側)の景色です。紅葉が左側(西側)より進んでいて、見ごろの時期までもう少しといったところです。※こちらは手前の方にカエデが多く、奥の方はカエデを含む多種の木が並んでいます。
2020年10月14日 10:15 雲場池 池の正面から右側(東側)の景色

2020年10月14日 10:15 雲場池 遊歩道東側
2020年10月14日 10:15 雲場池 遊歩道東側
2020年10月14日 10:20 雲場池 遊歩道東側
(下写真)基本的に遊歩道の道幅は狭く、人とすれ違う際は、比較的近い位置ですれ違うことになります。
今後、本格的な紅葉シーズンに入ると、大変多くの人が訪れることが予想されます。新型コロナウィルス感染予防の観点からマスクを着用しての散策を心掛けましょう。
2020年10月14日 10:20 雲場池 遊歩道東側
(下写真)所々で真っ赤に紅葉したカエデが見られるようになりました。見ごろの状態で色がとっても鮮やかです。
2020年10月14日 10:20 雲場池 遊歩道東側
(下写真)ドウダンツツジが赤味を増して、遊歩道を覆っています。今後、さらに赤味を増していきます。
2020年10月14日 10:25 雲場池 遊歩道東側
(下写真)中央の木橋地点です。雲場池の正面入口(南側)から250mくらい進んだ地点にあり、大半の人はこの木橋を渡って折り返し、元の場所に戻ります。
2020年10月14日 10:25 雲場池 中央の木橋
(写真)雲場池の中央の木橋をさらに奥に進むと、下のような、もう一つの木橋があります。この橋を渡って折り返すこともできますが、さらに奥に進むこともできます。
2020年10月14日 10:30 雲場池 上流側 木橋
2020年10月14日 10:30 雲場池 上流側 木橋の上から
2020年10月14日 10:30 雲場池 上流側 遊歩道西側
(下写真)基本的に遊歩道の道幅は狭く、人とすれ違う際は、比較的近い位置ですれ違うことになります。
2020年10月14日 10:30 雲場池 上流側 遊歩道西側
2020年10月14日 10:35 雲場池 遊歩道西側
2020年10月14日 10:35 雲場池 遊歩道西側

2020年10月14日 10:35 雲場池 遊歩道西側

2020年10月14日 10:40 雲場池 遊歩道西側

2020年10月14日 10:40 雲場池 遊歩道西側(入口付近)
MAP:上写真の位置(赤丸)

2020年10月14日 10:40 雲場池 遊歩道西側(入口付近)
【冬鳥、ヒドリガモ&キンクロハジロ飛来】
今年も各種のカモが雲場池に飛来してきました。
確認したのは下のキンクロハジロ1羽とヒドリガモ1羽だけですが、今後仲間が増えてくるのかな? と期待しています。

2020年10月14日 早朝 雲場池 キンクロハジロ

2020年10月12日 早朝 雲場池 ヒドリガモ
【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】
以上