10月5日現在、雲場池の紅葉は、色づき始めといったところです。
これから徐々に色どりを増していき、本格的な紅葉見ごろは例年10月下旬から11月上旬で、最盛期の状態になるのは10月25日から11月3日ころになることが多いようです(その年の気候によって時期が前後したり、期間の長短があります)。
草花は秋の深まりとともに咲いている種類が減ってきていて、ゴマナ、リュウノウギク、イヌタデ、タニソバなどが、楚々として見られる程度、草花に代わって、ツリバナ、ムラサキシキブ、ニシキギなど、各種木の実が見られるようになっています。今まできれいに咲いていたミゾソバ、アザミ類、シラネセンキュウは見頃を過ぎました。
2022年10月5日 軽井沢 雲場池 うっすらと秋の色に変わってきました(手前はドウダンツツジ)
まだコロナ禍ではありますが、10月11日からは旅行需要喚起策「全国旅行割り」が始まり、また、外国観光客向けとしては、入国の受け入れ制限が緩和されることから、今年の雲場池の紅葉シーズンには多くの人が訪れることが予想されています。
しかし、ここで、紅葉シーズンの注意点として、駐車場の現状を先にご案内しておきます。車でお越しの方におきましては、雲場池からほど近い大規模有料駐車場が今年の2月末をもって閉鎖してしまったため、現在、「雲場池に行くのに便利」と言えるような近場の駐車場がない状況です。
そのため、軽井沢駅周辺、矢ヶ崎公園など、距離にして1〜2km離れた場所に車を駐車してから徒歩(あるいは自転車)で雲場池に行く必要があります。大変ご不便かおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いします。
具体的な駐車場の案内としては、軽井沢町の公式HPの情報が分かりやすいので、以下のリンク先を参考にするのが良いと思います。
(参考)軽井沢町の公式ホームページ(雲場池周辺の駐車場利用について 2022年9月30日)
【1.ライブカメラ】
2022年11月15日までの予定で、(軽井沢町による)雲場池のライブ配信実証実験が行われています。
Youtubeのサイトから閲覧することができますので、ご案内します。
映像は以下のアドレズに移るか、下のバーコードを読み取ることでアクセスできます。
2022年9月16日 軽井沢 雲場池 駐輪場に掲示されている案内
【2.コロナ対策】
雲場池の遊歩道は道幅が広くありません。人と人とがギリギリの距離ですれ違う場所も多く、密になりやすい環境がありますので、マスクの着用、人と人との間隔を空ける、会話を控えるなど、新型コロナウィルスの感染予防に留意して散歩をお楽しみください。
【3.駐車場事情】
先にも、ご案内の通り、昨年(2021年3月31日)をもって町営雲場池専用だった駐車場が閉鎖、そして今年(2022年2月末)、雲場池から一番近くにあって、大型バスも駐車できた大規模民間有料駐車場も営業終了となっています。
車で雲場池に行く場合は、少し離れたところになってしまいますが、周辺の駐車場に止めていただきますよう、お願いいたします(最短でも徒歩10分程度)。雲場池の入口周辺の道路は道幅が狭く、また駐車禁止となっています。くれぐれも路上駐車はしないようお願いいたします。※自転車は駐輪場が整備されていますので、ご利用いただけます。
(参考)軽井沢町の公式ホームページ(雲場池周辺の駐車場利用について 2022年9月30日)
【4.雲場池の基本情報】
〇遊歩道
雲場池の周りには1週15〜20分の遊歩道が整備されていて、昔から散歩コースとして親しまれています。
雲場池の遊歩道 2022年10月5日現在
〇アクセスマップ
軽井沢駅から約1.4km、徒歩20分といったところでしょうか。駐輪場(自転車)がありますが、駐車場(自動車)がありません。お車の方は、後述、町内の駐車場をご利用ください。※雲場池の近くにあった有料駐車場は2022年2月末をもって閉鎖されました。
2022年3月11日 update
駅からの詳細地図は以下のマップを参照ください。
google Map → http://goo.gl/maps/c4Crx
〇気候
軽井沢は標高1000mの高原です。直近の気象情報をご確認の上、着るものに注意してください。
【本日の雲場池 2022年10月5日】 一部9/30〜10/4
以下、池の周りに整備されている遊歩道を1周(反時計回り)歩きながら撮影した景色と草花の写真です。
雲場池の遊歩道は道幅が広くありません。人と人とがぎりぎりの距離ですれ違う場所も多く、密になりやすい環境がありますので、マスクの着用、人と人との間隔を空ける、会話を控えるなど、新型コロナウィルスの感染予防に留意して散歩をお楽しみください。
2022年10月5日 8:40 軽井沢 雲場池 正面(南側)
下写真:8月終わりころに誕生したカイツブリのヒナ3羽は元気に育ち、すでに親と変わらない大きさになりました。
まだエサをおねだりしていますが、自分でも水に潜るようになっていて、そろそろ独り立ちする頃でしょうか?
2022年10月4日 雲場池 カイツブリの親子(上が親、下がヒナ)
2022年10月5日 雲場池 池の右側
下写真:カルガモは全部で20羽程度いるでしょうか? 移動しながら過ごしています。マガモ数羽も見られるようになりました。
2022年10月5日 雲場池 カルガモ(一部マガモ)
2022年10月5日 雲場池 池の左側(西側カエデ並木)
下写真:キンクロハジロやホシハジロといった渡り鳥も見られるようになりました。キンクロハジロは毎年、雲場池で冬を過ごしていて、これから数が増えてくるでしょう。ホシハジロは現在2羽確認しましたが、毎年数は多くないです。
2022年10月5日 雲場池 キンクロハジロ(左2羽)とホシハジロ(右)
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 東側
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 東側
2022年10月1日 雲場池 ズミとキミズミの実
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 東側
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 東側
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 東側
※雲場池の遊歩道は道幅が広くありません。人と人とがぎりぎりの距離ですれ違う場所も多く、密になりやすい環境がありますので、マスクの着用、人と人との間隔を空ける、会話を控えるなど、新型コロナウィルスの感染予防に留意して散歩をお楽しみください。
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 東側
2022年10月5日 雲場池 ムラサキシキブの実
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 東側
2022年10月5日 雲場池 中央折り返しの木橋
2022年10月5日 雲場池 中央折り返しの木橋
下写真:池の上流側(北側)です。比較的人が少なくて静かなので、のんびり歩きたい人にはお勧めです。
2022年10月5日 雲場池 上流側 遊歩道 東側
2022年10月5日 雲場池 上流側 遊歩道最北より
2022年10月5日 雲場池 上流側 遊歩道 西側
2022年10月5日 雲場池 上流側の木橋
2022年10月5 雲場池 上流側の木橋からの景色
2022年10月5日 雲場池 ウバユリの実
2022年9月30日 雲場池 ヤブマメのさや
2022年10月5日 雲場池 ツリバナの実
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 西側
2022年10月3日 雲場池 サワフタギの実
下写真:毎年、春と秋に2度咲いているレンギョウ。この秋も花が咲き始めています。
2022年10月5日 雲場池 レンギョウ
2022年10月5日 雲場池 ニシキギの実
2022年10月5日 雲場池 リュウノウギク
2022年10月5日 雲場池 遊歩道 西側
2022年10月5日 雲場池 ゲンノショウコの種
2022年10月5日 雲場池 ヤマユリの実
2022年10月5日 雲場池 正面入口付近
【小さな美術館軽井沢草花館 展示のご案内】
「石川功一没後15周年 軽井沢の草花スケッチと油彩展」11月20日まで開催中です。
(火曜日休館)
下の画像をクリックすると詳細ページにリンクします。
小さな美術館軽井沢草花館HP https://kusabana.net
以上