これまで旧軽井沢の奥の森にひっそりと佇んでいた正宗白鳥氏の文学碑が、このたび雲場池近くに移設されました。
雲場池への散策と一緒に、正宗白鳥氏を偲び、氏の文学に思いを寄せてみてはいかがでしょうか?
【正宗白鳥(まさむね はくちょう、1879-1962)】小説家、劇作家、文芸評論家として活躍し、1944年から13年間、軽井沢で過ごしている(文学碑解説参考)。
2023年5月12日 軽井沢 雲場池近く 正宗白鳥 文学碑 (設計:建築家・谷口吉郎 1965年竣工)
下の解説は入口に設置された案内板に書かれていたものです。
2023年5月12日 正宗白鳥 文学碑解説(案内板より)
下の写真は現在地と移設前に置かれていた場所を示しています。
2023年5月12日 正宗白鳥 文学碑の設置場所(新旧)(案内板より)
下の写真は移設前に建てられていた文学碑の写真です。上の地図にあるように、旧軽井沢の奥(二手橋の先を左に曲がって進み、さらに右手の山道を進んだところ)にひっそりと佇んでいました。アクセスがあまり良いとは言えませんでしたが、軽井沢らしい森の中にあり、神聖な雰囲気がありました。
2022年7月3日 正宗白鳥 文学碑(移設前)
移設地は雲場池の隣にあるレストラン「雲場亭」の道路を挟んで反対側です。
雲場池散策と一緒に見学できるので、お時間のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※近くに駐車場がありません。お車で来られる方は、周辺の駐車場に車をお停めいただき、徒歩(あるいはレンタル自転車)でお越しください。周辺道路は駐車禁止エリアです。
(参考)軽井沢町の公式ホームページ(雲場池周辺の駐車場利用について 2022年11月4日)
2023年5月12日 正宗白鳥 文学碑入口付近
2023年5月12日 正宗白鳥 文学碑 入口 スロープでのアクセスも可能です。
2023年5月13日 正宗白鳥 文学碑 碑の手前でフジのツルをそのまま活かしたトンネルをくぐります(5/17追加)
2023年5月12日 正宗白鳥 文学碑 碑の手前でフジのツルをそのまま活かしたトンネルをくぐります
2023年5月12日 正宗白鳥 文学碑 ベンチが設けてあります
2023年5月12日 正宗白鳥 文学碑
【メモ】
2023年の4月初めころから概ねの移設工事が完了し、一般の人も見学することができるようになっていました。5月11日には案内板等を含めた工事が完全に終了したようです。
以上