2014年09月01日

寒い印象の夏? 8月のお天気まとめ(2014年)

8月末日が日曜日だったこともあり、9月は月曜日からのスタートです。
避暑に訪れていた方が、昨日までに元の住まいに戻られたケースも少なくなく、夏の賑わいも一段落といったところです。
今日は朝からぐずついた天気で、日中はほぼ雨となりました。

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2014年9月1日 軽井沢雲場池

雲場池の緑はわずかに黄色味がかかり、秋の気配が感じられるようになりました。
遊歩道で見られる花では、ミズヒキ、ユウガギク、トネアザミなどがきれいに咲いていて、8月下旬からはミゾソバの花がポツポツと咲きはじめました(下写真)。ミゾソバにおいては、これからが本格的な花期で、10月頃まで花が楽しめそうです。

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2014年9月1日 軽井沢雲場池 ミゾソバの花

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2014年9月1日 軽井沢雲場池 遊歩道より小橋(飛び石)

8月初めころに誕生したカルガモの雛10羽は、9月1日現在も10羽元気に育っていて、親ガモについて池を泳いでいます。また、7月下旬に誕生したカイツブリの雛も元気に成長しているようです(3羽のうち2羽は確認)。

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2014年8月31日 軽井沢雲場池 8月初めに誕生したカルガモ雛10羽と親ガモ(右)

【2014年夏 お天気グラフと気象の記録】

今年の夏(7月から8月)の気温変化をグラフにしました(下グラフ)。
7月1日から8月31日まで2か月分の気温変化です。これをみると

・7月は全体的に平均気温が高かった
・7月下旬から8月8日にかけて気温が高かった
・8月9日から17日(お盆休みの時期)は気温が低かった
・8月18から23日は気温が高かった
・8月25日から31日は気温が低かった

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軽井沢 2014年7月1日から8月31日の気温変化 (データは気象庁軽井沢追分観測所より)

8月に入ってからは、暑い時期と寒い時期が1週間おきくらいに変わり、安定しない気候となりました。
特にお盆休みの時期と8月下旬は気温がとても低く、寒いくらいの日が続きました。
8月は、全体的に寒く、日照が少なく、雨が多かった印象が強いですが、気象庁の気象記録(軽井沢追分)を見てみると
 
−2014年8月の気象記録−
気温 20.5度 平年値±0度
雨量 238.5_ 平年値+79.2_ (8月の雨量としては過去30年で最高)
日照時間 121.5時間 平年値-43.8時間 (平年値の約4分の3)
相対湿度 85% 平年値-2.0%(2014年1月から湿度の低い傾向が続く)
という結果でした。

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表 軽井沢 1月から8月中旬までの旬ごとの気象記録
※ 気象データは気象庁軽井沢追分観測所の記録から抜粋、また平均値、合計値は8月下旬までの値

これから、10月末から11月初旬にかけて紅葉シーズンに向かいます。
9月に入り、葉っぱの色にも変化が出てくることでしょう。
posted by 軽井沢草花館 at 16:54| 2014年新緑以降

2014年08月21日

お天気グラフ 8月中旬までの気象記録

8月も下旬に入り夏休みも残り少なくなってきましたが、連日多くの人たちが雲場池を訪れ、賑わっています。

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2014年8月21日 軽井沢雲場池

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2014年8月21日 軽井沢 雲場池 遊歩道に咲くツリフネソウ

晩夏となり、咲いている草花の種類にも変化が見られます。
現在、ツリフネソウ、キツリフネ、ミズヒキ、ハエドクソウ、ノハラアザミ、ハナタデ、(エゾ)シロネ、チヂミザサ、ゲンノショウコ等が咲いています。

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2014年8月21日 軽井沢 雲場池 ハナタデ(タデ科)

【2014年夏 お天気グラフと気象の記録】

今年の夏の気温変化をグラフにしてみました(下グラフ)。
7月1日から8月20日まで(プラス21日の最高気温)の気温変化で、これをみると7月下旬から8月初旬にかけては気温の高い日が続いていましたが、お盆休みの時期の直前くらいから暑さが和らぎました。
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軽井沢 2014年7月から8月の気温変化 (データは気象庁軽井沢追分観測所より)

今年1月から8月中旬までの旬ごとの気象記録(平均気温、雨量、日照時間、相対湿度)を見てみると、以下の表のようになります。

表 軽井沢 1月から8月中旬までの旬ごとの気象記録
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※ 気象データは気象庁軽井沢追分観測所の記録から抜粋、また平均値、合計値は8月中旬までの値

2014年の夏は(平年に比べて)気温が高く、多雨、それでいて日照時間が長く、相対湿度が低い傾向でした。
相対湿度の低い傾向は春先から続いていて、今年の気候の特徴として挙げられそうです。
posted by 軽井沢草花館 at 21:00| 2014年新緑以降

2014年08月13日

雲場池 夏休みのお盆シーズン

夏休みもお盆シーズンに入りました。
雲場池には連日多くの人たちが訪れ、にぎわっています。

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池

雲場池には1周15分程度の遊歩道が整備されています(歩行者専用)。
木立に囲まれ、お散歩コースとして人気があります。

【参考】
↑↑↑お車でお出かけの方は近くの駐車場をご利用ください

現在、カルガモとカイツブリの雛が池の人気者
カルガモは今年2家族目となる雛10羽。
8月初めに誕生したばかりでまだかわいい盛り。
親ガモと一緒に池の中を泳ぎ回る姿が、来る人たちの目をくぎ付けにしています。
 注意:カモへのエサやりは禁止されています。

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池 カルガモの親子

もう一家族のカイツブリも人気です(下写真)。
素潜り名人のカイツブリですが、雛たちはまだ水に潜れません。
両親がひっきりなしに水に潜っては、捕らえた獲物を雛たちに与えています。
写真では親2羽、雛2羽しか写せませんでしたが、実際雛は3羽いました(8月13日現在)

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池 カイツブリの親子

また、池の周りには楚々とした野草がさりげなく咲いています。ドクゼリ、フシグロセンノウ、ミズヒキ、エゾシロネ、シデシャジン、キツネノボタン、ミヤマヤブタバコ、ノハラアザミ、シラネセンキュウ等など。

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2014年8月13日 軽井沢 雲場池 エゾシロネの花
posted by 軽井沢草花館 at 15:58| 2014年新緑以降

2014年08月02日

カルガモ雛誕生 今年2家族目(10羽)

昨日のブログで、7月初めころに誕生したカルガモ雛5羽が無事に成長したことを書いたばかりですが、今朝違うカルガモの雛10羽が誕生していました。元気に親ガモの後をついてまわり、愛らしい姿です。
昨日、カイツブリの雛4羽が池で泳ぎ始めたばかり。両鳥ともしばらく池の人気者になりそうです。
※野生の水鳥たちです。静かに見守るようお願いします。

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2014年8月2日 軽井沢 雲場池 羽化したばかりのカルガモ雛10羽と親ガモ

以下は、今朝咲いていた草花です。

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2014年8月2日 軽井沢 雲場池 クサコアカソ

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2014年8月2日 軽井沢 雲場池 アカバナ
posted by 軽井沢草花館 at 07:33| 2014年新緑以降

2014年08月01日

お天気グラフ リスのエビフライ カルガモ&カイツブリの雛

8月に入りました。
雲場池には連日多くの人たちが訪れています。

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2014年8月1日 10:20 軽井沢 雲場池

以下にカルガモの雛、カイツブリの雛、ニホンリス、草花、7月までの気象記録と盛りだくさんの内容をつづります。

【カルガモ雛】
7月初めに誕生したカルガモの雛5羽。一羽も欠けることなく育っています。生まれてからまだ1ヶ月も経っていないのに、下の写真のように大きく成長していて、成鳥に近い姿になっています。
今年のカルガモは一家族だけ雛誕生となりましたが、羽化した雛がすべて大きくなってくれました。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 カルガモ親子(雛5羽)の移動

【カイツブリ雛】
こちらは7月の下旬に巣からかえったカイツブリの雛たち(4羽)。
しばらく巣の中で親鳥にエサをもらいながら育っていましたが、本日、親鳥と一緒に巣から出てきました。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 カイツブリの雛(4羽)

カルガモ同様、4羽が無事大きくなってくれることを願うばかりです。

【ニホンリスのエビフライ】
一昨日、雲場池でニホンリスをたまたま見ていました。
今朝、遊歩道を歩いていると、まだ緑色の状態の松の実がたくさん落ちていました。
松の実といっても、動物にかじられて、芯の部分だけが残った実の”かす”です。
おそらくリスが食べたものだと思われます。
リスが松ボックリをかじった後の”残りかす”はその形状からエビフライと呼ばれたりしますが、まだ緑色の松の実だと、エビフライとは言い難い姿です。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 ニホンリスのエビフライ(松の実の食べかす)

【草花 ミズヒキ&キンミズヒキ】

ミズヒキ、キンミズヒキ、コバノカモメヅル(?)、ミヤマヤブタバコ、ハエドクソウなど夏の草花が咲きはじめています。

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 咲きはじめたばかりのミズヒキ

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 キンミズヒキ

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2014年8月1日 軽井沢 雲場池 コバノカモメヅル?

【気象】
7月上旬は台風11号の影響で雨が多く降りました。中旬、そして下旬になるにつれて暑くなり、晴天率も高くなりました。7月25日からの3日間は真夏日でした。
下のグラフからも統計上は8月1日をピークにだんだん気温が低くなっていきます。

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グラフ:軽井沢 2014年7月から8月の気温変化
気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用

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表:2014年 軽井沢 1月から7月 旬ごとの気象記録
※気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用

以上
posted by 軽井沢草花館 at 21:40| 2014年新緑以降

2014年07月30日

ヤマユリ咲いて夏本番 カイツブリに雛誕生

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池

25、26、27日と3日連続で真夏日を記録するなど暑い日が続きましたが、その後は軽井沢らしい清涼な気候に戻っています。雲場池には涼を求めて、連日多くの方が訪れています。

今朝、遊歩道の脇でヤマユリが咲いていました。

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池 ヤマユリ

つぼみはずいぶん前から付いていて、いつ咲くのか楽しみにしていたヤマユリです。
周辺の民家でもあちこちでこの花が咲いて、特有の強い香りを漂わせています。
この花が咲き出すと、軽井沢も夏本番! と感じます。

ドクゼリの花は今が満開。
毒草としてのイメージが強い植物ですが、花はとても上品で清楚。
特徴のある姿もあって、写真に納めている人をよく見かけます。

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池 ドクゼリの花

また、ミゾソバ(タデ科)が急生長しています。池縁に自生していて、8月に入ってからが花の時期、まだつぼみすら出ていない状態ですが、丈が高くなってきて、葉っぱも青々としていて元気です。

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2014年7月30日 軽井沢 雲場池 ミゾソバの葉っぱ

【カイツブリの雛誕生】
数日前、池の茂みで巣をつくっていたカイツブリのペアに4羽のヒナが誕生しました(双眼鏡で確認)。まだ親から餌をもらっている状態で、巣離れはしていないようです。そのうちに巣から出たカイツブリ親子を見る日が来るかもしれません。
posted by 軽井沢草花館 at 20:45| 2014年新緑以降

2014年07月23日

2014年梅雨明け(7月22日)お天気グラフ

昨日の7月22日、関東甲信地域が梅雨明けしたらしいと発表がありました。
平年よりも一日遅いそうです。
夏休みも始まっており、避暑地軽井沢が賑わう季節が始まりました。

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2014年7月23日 9:45 軽井沢雲場池

雲場池の朝の早い時間帯は、霧が出たり、水面から蒸気が立ち昇ることが多く、
夏は涼しげな景色が広がります。

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2014年7月22日 朝の雲場池 カントウマユミの実

【グラフ】軽井沢の7月から8月の気温変化(2014年の記録は7月22日まで)
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気象庁 軽井沢(追分)観測所データより作成 横軸は日付、縦軸は気温(度)

上のグラフから7月の平均気温は平年並みといったところですが、日毎の最高気温と最低気温は変化が大きいようです。
現在のところ30度を超える真夏日は一度もなく、おおむね過ごしやすい夏となっています。
これから8月初旬にかけてさらに気温が上がっていきますが、(統計上)8月6日過ぎからは平均気温が下がっていきます。
posted by 軽井沢草花館 at 15:22| 2014年新緑以降

2014年07月19日

夏休みの雲場池

今日から3連休。学童の夏休みも始まり、軽井沢は本格的な避暑地シーズンをむかえました。
今朝の雲場池では子供連れの観光客もちらほら見られました。

 ※雲場池へのアクセスなど、補足情報は以下の記事を参考にご覧ください

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 ドクゼリの花

梅雨はまだ明けておらず、7月に入ってからぐずついた天気が多いですが、気温は低めで過ごしやすいです。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池

この1週間で、池の除草、および池縁に植栽されているドウダンツツジの剪定が行われました。
植栽のドウダンツツジに関しては、ここ3年以上剪定がされていなかったので、今回の剪定によって遊歩道から見渡すことのできる景色の範囲が格段に広がりました。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 遊歩道沿いで咲くヤマアジサイ

梅雨時でヤマアジサイは見ごろをむかえています。
色とりどりのガクアジサイと比べると、ヤマアジサイは白くて目立ちませんが、軽井沢の景色の中にあっては、このヤマアジサイのほうが上品で素敵です。
決して多くはありませんが、遊歩道沿いの各所で点々と見られます。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 霧の中で咲くダイコンソウの花

霧が立つことも多いですが、それもまた軽井沢らしい景色の一つです。
今朝も明け方は深い霧に覆われて、幻想的な風景でした。

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2014年7月19日 軽井沢雲場池 遊歩道にて(ツリバナの実)

つづく
posted by 軽井沢草花館 at 11:31| 2014年新緑以降

2014年07月10日

ダイコンソウ、キツネノボタン、ドクゼリ他、咲き始めました。

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2014年7月10日 6時25分頃 軽井沢雲場池

今夜から明日(11日)午前にかけて台風の接近が心配されるところです。
今朝の雲場池は風もなく穏やか、雨も上がっている状態でした。

ヤマアジサイの季節をむかえている雲場池では、夏の草花が各種咲き出しました。
また、実も付き始めており、遊歩道ではオニヒョウタンボクの赤い実が目立っています

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ウメガサソウ

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 オニヒョウタンボクの実

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 キツネノボタン

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ダイコンソウ

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ドクゼリ

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2014年7月10日 軽井沢雲場池 ヤマアジサイ

※7月6日のブログでお伝えしたカルガモの雛も元気に泳いでいました。
posted by 軽井沢草花館 at 17:26| 2014年新緑以降

2014年07月06日

カルガモ雛誕生&ヤマアジサイの季節

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2014年7月6日 軽井沢 雲場池 カルガモ親子

3日前に、「カルガモの雛がいる」との情報があり、今日初めて雛に会えました。
雛は計5羽。池を元気に泳ぎ回っていました。
毎年、6月後半くらいから雲場池で雛が誕生していて、今年もようやくの誕生となりました。

但し、親ガモは? という感じです。
通常、生まれたての雛は親ガモから離れないように、親ガモと近い距離を保ちながらあとをついてまわって生活しているものですが、この5羽の子ガモたちは比較的広い間隔をとりながら移動していました。時々大人のカルガモが近づいて世話しているようにも見えますが、大人のカモは一羽だけでなく、どれが本当の親ガモなのか、今朝見た限りでは判断できませんでした。

※雲場池ではカモのエサやりが禁止されています。静かに見守りましょう。

話は変わり、7月に入りアジサイの季節となりました。
軽井沢に自生する主なアジサイはヤマアジサイ。広い範囲で自生しています。
色は白、あいは薄いブルー。
華やかさはありませんが、上品な姿をしていて、軽井沢らしいアジサイと言えるでしょう。
雲場池の周りには所々にヤマアジサイが植栽されていて、この時期から咲き始めます。

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2014年7月6日 軽井沢 雲場池 ヤマアジサイ

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2014年7月6日 軽井沢 雲場池
posted by 軽井沢草花館 at 14:36| 2014年新緑以降

2014年07月01日

除草の季節

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2014年7月1日 6:45 軽井沢雲場池

7月に入りました。梅雨らしい天気が続いています。軽井沢町内では夏を前に、庭の除草が各所で行われています。雲場池でも今日から除草作業が始まったようです。


2014年7月1日 6:45頃 軽井沢雲場池 Youtube動画

6月の雲場池を黄色く彩っていたキショウブもほぼ花期を終えようとしています。
現在、池の周りではヤマアジサイにつぼみが付いて、開花までもう少しといったところ。
クリ、シモツケはすでに開花が始まりました。

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2014年7月1日 軽井沢 雲場池 シモツケ

また、今朝はハエドクソウ(下写真)がキショウブの葉の隙間から伸びていました。
これらの草花を見かけるようになり、軽井沢に夏が近づいてきたことをあらためて実感します。

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2014年7月1日 軽井沢 雲場池 ハエドクソウ

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2014年7月1日 軽井沢 雲場池 遊歩道からの景色

【メモ:気象データ】

平年よりも平均気温が高く、雨の多い6月となりました。

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2014年 軽井沢 4月1日から6月30日までの気温の推移
※気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用

5月までは雨の少ない傾向でしたが、6月に入って梅雨のシーズンをむかえると雨も多く降りました。
6月の降水量は225_で、平年値155.6_の約1.44倍。1月からの総雨量が平年値を上回りました。

日照時間は平年よりも約10時間長く、平均気温も0.9℃高くなりました。その影響もあってか、相対湿度は83%となり平年値85%よりも低い値となりました。3月以降、相対湿度の低い傾向が続いています。

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2014年 軽井沢 1月から6月 旬ごとの気象記録
※気象庁 軽井沢(追分)観測所のデータを利用
posted by 軽井沢草花館 at 18:10| 2014年新緑以降

2014年06月27日

梅雨時の雲場池

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2014年6月27日 軽井沢 雲場池(くもばいけ)

梅雨時の雲場池。6月5日に梅雨入りしてからおおむね、梅雨らしい天気が続いています。
植物の生長も著しく、池の周りの緑がうっそうとしてきました。

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2014年6月27日 軽井沢 雲場池(くもばいけ)

軽井沢における6月の天気は平年よりも雨量が多く、気温は高めとなっています。
日照時間は平年並みで、湿度は低め。

軽井沢6月の気象記録(今年は26日まで)
===================
平均気温 平年15.6℃ 今年16.4℃
雨量 平年155.6_ 今年181.5_
日照時間 平年134時間 今年131.2時間
相対湿度 平年85% 今年82%
===================
気象庁の軽井沢(追分)観測所のデータを引用

【メモ1 遊歩道で見られる花】

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2014年6月27日 軽井沢 雲場池

今年たくさん咲いたキショウブですが、6月後半から開花数が減ってきました。現在、ところどころでまだ咲いていますが、残りわずかといったところ。

現在、花盛りなのはノイバラ。
続いて、これから見ごろとなりそうな花としては、シモツケ、クリ、ヤマアジサイなどがあげられます。

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2014年6月27日 軽井沢雲場池 開花寸前のシモツケ

ヤマアジサイはつぼみが出て、ガクも広がってきました。開花は7月に入ってからになりそうです。

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2014年6月26日 ヤマアジサイのつぼみ

【メモ2 少なくなったカルガモ】

カルガモの姿がめっきり減りました。
例年この時期くらいからカルガモの雛が雲場池デビューするのですが、今のところその気配はありません。
昨年秋に、「カモにエサを与えないで」という看板が立ってから、別の棲みかを求めて去ってしまったのかもしれません。
昨年までいたカルガモたちは、今、どこで過ごしているのでしょうか。
タグ:気象記録
posted by 軽井沢草花館 at 14:31| 2014年新緑以降