2015年09月01日

2015年 梅雨のようだった8月下旬

9月に入りました。

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2015年9月1日 6:40 軽井沢 雲場池

8月下旬は、まるで梅雨に戻ったかのようなぐずついた天気が続きました。
雨が降ったり止んだりして、霧の発生も多く感じました。
雲場池の遊歩道には水たまりが出来たり、ぬかるみが出来てしまったりして、散歩に訪れて困惑する人も少なくなかったかもしれません。
それでも、遊歩道脇や池縁では晩夏、初秋に咲く草花たちが見られるようになり、季節の変化を十分楽しみことができています。

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2015年9月1日 雲場池 オタカラコウ(7月下旬の草刈りで少し小柄なものが多いようです)

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2015年9月1日 雲場池 ナガミノツリキケマン

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2015年8月31日 雲場池 実がついて褐色化してきたドクゼリ

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2015年8月30日 雲場池 ツリバナ(まだ赤みを帯びていない実)

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2015年8月29日 雲場池 ヤマアジサイ(花は終わりガクが赤みを帯びてきました)

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2015年8月28日 雲場池 アカバナ

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2015年8月26日 雲場池 シラネセンキュウ (秋口を告げるセリ科の花)

【2015年 軽井沢 8月下旬までの気象】

8月初旬までは、”暑い夏”となりましたが、中旬になると平年並み、そして下旬は寒い夏へと転じました。
前回のブログで、(気象観測記録をもとに)平均気温、最高気温、最低気温の3つが、共に平年値を下回る日が今年は非常少ないと書いたばかりなのですが、下旬になるとそのような日ばかりになりました。

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2015年4月1日から8月31日までの気温(日平均、日最高、日最低)の変化
※データは気象庁のデータを使いました。

8月21日から31日までの11日間で、一日の最高気温、最低気温、平均気温が共に平年値を下回ったのは7日もあり、毎日寒く感じる日が続きました。
また、日照時間も少なく、8月下旬は11.3時間だけ。8月上旬は96時間もあったので、一日あたりにすると10倍近い差があることになります。
同じ月でも上旬と下旬で大きな違いのある8月となりました。

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参考まで
posted by 軽井沢草花館 at 10:49| 2015年夏

2015年08月21日

2015年 晩夏の雲場池

夏のお盆のシーズンも過ぎて、軽井沢の賑わいも落ち着いてきたようです。
相変わらず雲場池の訪れる人の数は多いものの、暑さもひと段落して、夏の終わりを感じる季節になりました。
8月初めころに誕生したカルガモの雛たち(4匹)も元気に育っています。

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2015年8月21日 15:30 薄い霧のかかった雲場池

以下に、現在雲場池の遊歩道沿いに咲く主な草花を紹介します。
鮮やかであるわけでもなく、たくさん咲いているわけでもなく、珍しいものであるわけでもありませんが、楚々として上品な草花たちが季節を告げるようにさりげなく咲いています。

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2015年8月18日 雲場池 クサコアカソ

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2015年8月18日 雲場池 ミズヒキ

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2015年8月21日 雲場池 実がついて種がこぼれ始めたドクゼリ

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2015年8月21日 雲場池 ボタンヅル

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2015年8月13日 雲場池 雨で落ちたクリの実

他にも、ヤマハギ、ミヤマヤブタバコ、イヌトウバナ、トネアザミ、イタドリ、フシグロセンノウ、ムカゴイラクサなどが見られます。

【2015年 軽井沢 8月中旬までの気象】

暑かった8月上旬に比べると、中旬になってから30度以上の真夏日はなくなり暑さもだいぶ和らぎました。
それでも、平均気温は平年よりも高い傾向が続いています(下グラフ、下の表参照)

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2015年4月1日から8月20日までの気温(日平均、日最高、日最低)の変化
※データは気象庁のデータを使いました。

また、少し違う視点から見てみると、
一日のうち
・平均気温
・最高気温
・最低気温
この3つの記録は気象庁で観測(軽井沢)されていて、HP上で公開されています。
今年は、この3つの値がすべて平年値よりも下回った日が非常に少ないと感じています。
例えば、7月8日はこの3つを下回った日となりましたが、以降、1か月半ほど3つとも下回った日が来ていません。

7月8日の平年値 平均18.7度、最高23.8度、最低15.2度
2015年7月8日 平均16.8度、最高21.7度、最低14.9度

今日(8/21)も一日を通しての気温は低かったものの、最低気温は18.3度までしか下がっておらず(19:00現在)、残りの時間で平年値16.6度までは下がりそうにありません。

一方、3つの記録が平年値よりもすべて上回った日はどれくらいあったのでしょうか?

7月9日からの記録で数えてみたところ、8月20日までの43日間で29日間もありました。
率でいうと約67%。
3日のうち2日は平均気温、最高気温、最低気温の3つがすべて平年値を上回っていました。

まとめると、7月9日から8月20日までの期間(43日間)で一日の 1.平均気温、2.最高気温、3.最低気温の3つがすべて

平年値を上回った日数:29日(67%)
平年値を下回った日数:0日(0%)

期間を長くして4月1日から8月20日(142日間)の日数で比較してみると

平年値を上回った日数:29+36=65日(46%)
平年値を下回った日数:0+15=15日(11%)

という結果です。
だから何なんだ? というくらいのものなのかも知れませんが、同じ傾向が長く続いていることが不思議で、メモ代わりに記録しておきます。

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参考まで
posted by 軽井沢草花館 at 20:22| 2015年夏

2015年08月11日

2015年 夏の雲場池 カルガモ雛誕生

軽井沢が一番の賑わいを見せる季節がやってきました。
8月の中旬に入り、雲場池にも散歩や観光で多くの人たちが訪れています。

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2015年8月11日 9:20 軽井沢 雲場池

そんな時期に、カルガモの雛(4匹)が誕生しました(下写真)。
※写真は8月8日のものですが、8月5日に目撃したとの情報あり
雛たちは親ガモの後を付いて回り、愛くるしい姿で池の人気者となっています。
※野生のカルガモです。遠くから静かに見守りましょう。エサやりは自粛願います。

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2015年8月8日 雲場池 カルガモ親子

また、周辺で咲く草花も、初夏から晩夏へと変化が見られます。
今まで目立っていた、ヤマユリ、ウバユリなどは姿を消し、
イタドリ、ダイコンソウ、ドクゼリ、ハエドクソウは見ごろ終盤。
現在、咲き始め、あるいは見ごろの花は
アザミ(ノハラアザミ、トネアザミ)、ヤマハギ、ミズヒキ、ヌスビトハギ、フシグロセンノウ、クサコアカソ等です。

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2015年8月10日 雲場池 秋の七草のひとつ ヤマハギ

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2015年8月11日 雲場池 ミズヒキ

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2015年8月11日 雲場池 よく見ると紅白の花がとても可愛いミズヒキ

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2015年8月11日 雲場池 クサコアカソ

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2015年8月11日 雲場池 ヌスビトハギ

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2015年8月5日 雲場池 トネアザミ

【2015年 軽井沢 8月上旬までの気象】

一言にいうと、今年の夏は気温の高い傾向が続いています。
水辺の雲場池には涼を求めて多くの人たちが訪れています。

2015年、軽井沢では最高気温が30度を超える真夏日が
7月:7回
8月:6回(8/10まで)
合計13回ありました。

ひと夏の真夏日としては、軽井沢の1941年からの気象記録で5番目に多い回数。
1995年の22回というのが、今までの最多ですが、目標にしたくない数字です。

また、とりわけ特徴的な傾向としては、「平年よりも涼しい日がない」ということ。

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2015年4月1日から8月10日までの気温(日平均、日最高、日最低)の変化
※データは気象庁のデータを使いました。

上のグラフは今年の4月からの温度変化ですが、7月10日から8月10日までの1か月間、
平均気温が平年値を下回ったことが一度もありませんでした。
(上のグラフでいうと、緑の線)
最高気温が連日高い値となり、朝晩の冷え込みも少なかったです。

下は旬毎にまとめた気象記録の表です。
8月上旬は気温が高く、日照時間は平年の169%(96時間)
雨は22_と少ない値となっていますが、これは気象庁追分観測所の観測値。
雲場池のあるエリアでは、8月の初旬にまとまった夕立が続けてあり、プラス30_くらいはあったのではないかと思います。

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参考まで
posted by 軽井沢草花館 at 15:11| 2015年夏

2015年08月01日

暑かった7月、夏の雲場池

8月に入り、軽井沢は観光地および避暑地としてのトップシーズンに入りました。
先月7月は上旬こそ気温が低かったものの、中旬以降は真夏日(最高気温が30度以上)が7回、記録的な暑さとなりました。

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2015年8月1日 10:15 軽井沢 雲場池(くもばいけ)

それでも、雲場池には涼を求めて散歩に訪れる人たちでにぎわいを見せています。
特に早朝は下の写真のように蒸気が立ちのぼり、清涼感たっぷりに来る人をむかえてくれます。

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2015年8月1日 6:30 雲場池

下はドクゼリの花。
上品で清涼感のある佇まいです。

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2015年8月1日 6:30 雲場池 ドクゼリの花

雲場池の周りには1週15分ほどの遊歩道が整備されていて、誰でもが気軽に散歩を楽しむことが出来ます。
※駐車場がないため、お車の方は近くの駐車場をご利用願います。

以下、ここ数日で見た雲場池の花の一部です。
雲場池の周りには、四季折々の草花が所々に咲いて、散歩の時に目を楽しませてくれます。
特に珍しいものがあるわけでもなく、お花畑のように一面に花が広がるわけでもありませんが、
よく気を付けて観察してみると多種の植物に出会えるのが特徴です。

参考
軽井沢草花館twitter https://twitter.com/kusabanakan/


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2015年7月26日 雲場池 ノハラアザミ(7月下旬から咲き始め)

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2015年7月27日 雲場池 ノハラアザミ(8月1日現在、見ごろ終盤)

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2015年7月31日 雲場池 ミズヒキ(赤)とハエドクソウ(白)

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2015年8月1日 雲場池 クリの実

(上写真)栗の木には、すでにイガのある実が生っていて、あと一月もすると落ちてきそうです。

【2015年 軽井沢 7月下旬までの気象】

7月下旬は、中旬に続き、大変暑い10日間となりました。

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冒頭でも書いたように7月に入って、中旬と下旬で真夏日を7回も観測しました。
これまでの最多は8回(2001年7月)ですので、記録的な暑さだったと言えそうです。

平均気温でも、中旬の21.9度(平年+2.4度)に続き、下旬は23.1度(平年+2.5度)と平年を大きく上回る値となりました。

但し、朝晩はほとんどの日で20℃以下にまで気温が下がるため、過ごしやすくなります。
※標高1000m近い軽井沢では熱帯夜(最低気温25度以上)になることはありません。

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posted by 軽井沢草花館 at 16:05| 2015年夏

2015年07月22日

7/19に梅雨明けし、真夏の雲場池

先週は台風11号の影響で、ぐずついた天気が続きましたが、7月19日には梅雨明けし、その後は暑い日が続いています。
また、7月18日からは3連休となり、本格的な夏休みシーズンに入りました。
訪れる人の数も増えて、8月にかけてにぎやかな雲場池になりそうです。
※メモ1:梅雨明けは平年、そして昨年よりも2日早かった。
※メモ2:先週から除草作業が始まっていて、本日も作業中の場所がありました。

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2015年7月22日 10:00 軽井沢 雲場池

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2015年7月22日 雲場池 遊歩道(木陰の道は風もひんやり)

植物は夏の草花が咲き始めています。目立つものでは、イタドリ、ドクゼリ、ダイコンソウ、キツネノボタン等。
他にもキンミズヒキ、トモエソウ、ミヤマヤブタバコ、ノリウツギ等が見られます。
またノハラアザミ、ヤマユリ、ウバユリなどもつぼみが膨らんできて、開花が近づいています。

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2015年7月22日 雲場池 イタドリ(咲き始めました)

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2015年7月17日 雲場池 ドクゼリ

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2015年7月22日 雲場池 キンミズヒキ

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2015年7月22日 雲場池 トモエソウ

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2015年7月21日 雲場池 ノハラアザミ(もうじき開花)

【2015年 軽井沢 7月中旬までの気象】

7月中旬に入って以降、30度を超える真夏日が昨日の21日までに3回ありました。
本日(7/22)も30度を超える暑さになっているようで、真夏日は4回目。
日中は厳しい暑さとなっていますが、朝晩は涼しく、
雲場池には朝早くから夕方まで人が訪れています。

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7月の初旬は涼しい日が続き、平均気温が平年よりも1.8度低い16.6度となりました。
しかし、中旬に入ると気温が一気に高くなり、平均気温は平年よりも2.4度高い、21.9度となりました。
7月中旬(11日から20日の10日間)の平均気温21.9度はかなり高い値で、軽井沢の気象観測史上5番目に暑い7月中旬となりました。
また、7月16~18日は台風11号の影響で、雨が降ったり止んだりしていましたが、雨量の総量はそれほど多くはなく、風もほとんどありませんでした。
日照時間においては、この7月中旬というのは梅雨時ということもあり一年のうちで2番目に短い時期ですが(1番短いのは6月下旬)、今年は平年の約2倍の76.9時間もありました。

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 つづく
posted by 軽井沢草花館 at 14:41| 2015年夏

2015年07月11日

ヤマアジサイにシモツケ、ヤマホタルブクロ

7月に入ってから、ちょっとうんざりしてしまうほど梅雨らしい天気が続いていましたが、昨日10日から季節が変わったかのように、日差しが出て夏のような陽気となりました。それでも、まだ梅雨明け前、来週後半からまたぐずついた空模様になる予報です。

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2015年7月11日 10:15 軽井沢 雲場池(くもばいけ)

雲場池で毎年、梅雨時に咲き始める花といえば、
ヤマアジサイ、シモツケ、ヤマホタルブクロが代表格。
これらの花が咲き始めると、本格的な夏の訪れを意識し始めます。

今年も、きれいに咲いています(下写真)。

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2015年7月11日 雲場池 シモツケの花(ピンク)

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2015年7月11日 雲場池 ヤマアジサイ

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2015年7月11日 雲場池 ヤマホタルブクロ

ムラサキシキブも、咲き始めています(下写真)。

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2015年7月11日 雲場池 ムラサキシキブ

また、下写真のハエドクソウも、雲場池をはじめ周辺の別荘地などでよく見かけるようになりました。地味な植物ですが、涼しげな姿で初夏の軽井沢に似合います。

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2015年7月11日 雲場池 ハエドクソウ

【2015年 軽井沢 7月上旬までの気象】

7月になってからも梅雨らしく適度な雨が降っています。
気温は低く、日照も少な目。
下のグラフから、一日の最高気温は5月をピークに6月、7月と低くなってきているのがわかります。4月下旬から5月末までの気温が大変高かったことが分かります。


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4月1日から7月10日までの気温(日平均、日最高、日最低)の変化
※データは気象庁のデータを使いました。

7月上旬の平均気温は16.6度で今年の6月下旬と同じ。7月上旬の平均値が18.4度なので、平年よりも1.8度寒かったことになります。日照時間は12時間という結果で、平年の3割ほどしかありませんでした。

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参考まで
posted by 軽井沢草花館 at 20:08| 2015年夏

2015年07月01日

梅雨時の雲場池

7月に入りました。
6月8日に梅雨入りしてからというもの、雨の多い軽井沢です。
詳しい6月の気象データは記事の最後に載せるとして、現在の雲場池の様子です。

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2015年7月1日 6:30 軽井沢 雲場池

現在、池の周りでは、ヤマアジサイが見ごろの状態となっています(下写真)。

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2015年7月1日 雲場池 ヤマアジサイ

下草に埋もれるようにしてウメガサソウもきれいに咲いていました(下写真 6/30撮影)

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2015年6月30日 雲場池 ウメガサソウ

遊歩道の隅では、ギンリョウソウも咲いていました(下写真 6/29撮影)

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2015年6月29日 雲場池 ギンリョウソウ

目立ちませんが、植栽のソヨゴの花も小さな花を咲かせています。

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2015年6月29日 雲場池 ソヨゴ

クリは満開の状態。下写真は3日前(6/28)撮影のものですが、木の上がクリーム色に染まるように多くの花が咲いていました。秋にはたくさんの実が付くでしょうか。

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2015年6月29日 雲場池 クリの木

その他の咲いている花では、ウツギ(やや終盤)、ヤマホタルブクロ(咲き始め)、シモツケ(咲き始め)、ニワトコ実(赤く熟す)、ヤマグワ実(黒く熟し終盤)などが目立ちます。

【2015年 軽井沢 6月末までの気象】

6月8日に梅雨入りし、その後は梅雨らしい天気が続きました。
6月の平均気温は15.6度で、平年並み(プラスマイナスゼロ)。
下のグラフで振り返り、一日の最高気温だけ見ると、5月よりも6月に入ってからのほうが低くなっているように見えます。

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軽井沢 2015年4月1日から6月30日までの気温変化
縦軸=気温(℃)、横軸=日にち、赤:最高気温、緑:平均気温、青:最低気温
(気象庁HPより軽井沢観測所のデータを使用)

実際に一日の最高気温の記録を調べてみると、6月の最高気温の平均値21.3度は5月の時の値22.4度よりも低くなっていました。

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今年は4月下旬と5月の平均気温が共に、過去最高となりました。
6月の気温が低いわけではなく、4月下旬、5月が特別に高かったということです。

下の表は今年(2015年)の1月からの気温、雨量、日照時間、相対湿度を旬毎にまとめものです。
6月は平年並みの気温(15.6度)となりました。
雨量は200_を超える量が降り、平年より36%増。それでいて日照時間も平均よりも14.6時間長くなりました。

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以上、参考まで
posted by 軽井沢草花館 at 10:29| 2015年夏

2015年06月21日

カイツブリ雛誕生、6/22-25水質改善作業

今朝、親と一緒に泳いでいる水鳥カイツブリの雛に出会いました。

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2015年6月21日 軽井沢 雲場池 カイツブリ親子(中央が雛)

昨日まで、親の姿は頻繁に見ていたのですが、雛が誕生していたことには気が付いていませんでした。
巣から出て、自分で泳ぐようになって間もないのではないかと思います。
昨年は7月下旬に4羽の雛が誕生しているので、今年は1か月以上早い誕生です。
静かに見守りたいと思います。

明日6月22日から25日まで、雲場池の水質を改善するための作業が行われる予定です。

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上の案内板にも書かれていますが、微生物を使った底質改善剤を池の底に散布するもので、作業期間中は水が白く濁りますが、人体や水鳥、魚には影響がありません。生まれて間もないカイツブリのヒナにも心配無用のようです。

以下、本日の池の様子と、6月20日までの気候を振り返ります。

【雲場池の様子】

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2015年6月21日 軽井沢 雲場池

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2015年6月21日 雲場池 開花前のヤマアジサイ

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2015年6月21日 雲場池 咲きたてのスイカズラ

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2015年6月21日 雲場池 クリの花が咲き始めました

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2015年6月21日 雲場池 ウツギの花(ウノハナ)

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2015年6月21日 雲場池 イボタノキの花

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2015年6月21日 雲場池 ヤマグワの実

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2015年6月21日 雲場池 遊歩道からの景色

例年であれば、まだ見ごろのキショウブですが、今年は花期も終盤。つぼみも残りわずかとなっています。
5月は暖かだったので、植物の生長が早く、その流れが6月になっても、続いているような気がします。
例年7月に入ったころから咲き始めるヤマアジサイの花は6月下旬には咲き始めそうです。

【2015年 軽井沢 6月中旬までの気象】

6月に入ってからは気温の波が激しいものの、平均すると、おおむね平年並みの(平均)気温になっています。
この時期は、服装に気を付けないといけない季節。
東京など、暖かな地域から来られる方には、上着を一枚カバンに忍ばせておくことをお勧めします。
冷え込んだ時には日中でも15度くらいまでしか気温が上がらない時があり、「薄着で来て風邪を引いてしまった」などという話をよく聞くからです。
天気情報など、事前にチェックするとよいでしょう。

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軽井沢 2015年4月1日から6月20日までの気温変化
縦軸=気温(℃)、横軸=日にち、赤:最高気温、緑:平均気温、青:最低気温
(気象庁HPより軽井沢観測所のデータを使用)

下の表は今年(2015年)の1月からの気温、雨量、日照時間、相対湿度を旬毎にまとめものです。
6月中旬は平年よりやや高めの気温(プラス0.5度)となりました。
雨量は中旬だけで100_を超える量が降りました(104_)。梅雨に入って、鬱陶しい季節ではありますが、5月は雨が少なかったので恵みの雨です。

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以上、参考まで
posted by 軽井沢草花館 at 15:03| 2015年夏